秋が香るパン@タロー屋
2008年 10月 30日
最近電車で「ダーリンは外国人」に全く会えず、少々寂しい思いをしている
今日この頃です(←思いっきりローカルネタすぎ(笑))。
山手線は時刻表示もしたほうが助かると思うのですよ!
いつも季節の旬な酵母で焼かれるパンがとても楽しみなタロー屋さん。
毎月行ってしまうのですが、先月は関西旅行やら色々あって訪問できず…
なので、今月の工房販売がとても楽しみでした。
行けない間にカボチャなど、個人的に大好きな素材でパンを焼かれていたようで、
今月もあると良いな~と当日ドキドキしながらサイトを確認!
【ラ・フランス酵母のカンパーニュ 有機ドライなつめやしとかぼちゃ入り】
ううっ…凄~く食べたかったカボチャ入り。この黄色いクラムに会いたかったんです。
そして、いま現実に!
ただでさえ袋から出す前から良い香りがうっすら漂っているので、出した瞬間、
もぎたて新鮮な香りが。
これ、本当にパンですか??
ダイレクトに「カボチャ!」と来るわけではないですが、口に含むと
フレッシュさと甘味がじわじわ伝わってきて…おいしくて泣けます。
おそらくラ・フランス酵母のみずみずしさと、カボチャの甘さのコラボレーション。
たった1ヶ月開いただけなのに、とても久しぶりな感覚です。
すっかりタロー屋さんのパンに虜、な証拠ですね~自分…
面白かったのが、中に入っているナツメヤシ。
ナタデココのようなコリコリ食感と味が、パンに不思議な演出をしていました。
【りんご酵母と2種のさつまいものクッペ】
なったんだな~と、妙に哀愁に浸ってしまいました。
クラムからりんごの風味は感じられなかったのですが、含水のしっとりさと
艶々さ、流石です。
大量に入っているわけではないのに、凄いサツマイモの甘味がするんですよ!
う~ん、生地にもサツマイモが練りこんであるのでしょうか。どうでしょう?
【柿酵母のカンパーニュ・有機カレンツと自家製栗の甘露煮入り】
導入前のパンのクラストもしっかりしていましたが、更に立派に逞しくなって…
見た目が一層おいしそうになっています。(勿論食べても旨し!)
カレンツってなかなか自己主張ありますし、その影響で栗の存在が薄くなって
しまいそうな、一見アンマッチかな、と思ったのですが、
生地との量のバランスもあるのでしょうか。
いえいえ、それでもこのカレンツ、酸味が抑えられていて凄く甘いんですよ!
でも栗のほっくりした甘さとはまた違った、ジューシーな甘さ。
生地からは「柿!」とストレートに柿の味は来なかったですが、やっぱり
ひたすらウマいんです…。
【なつめやし酵母とイタリア産栗粉のバゲット】
タロー屋工房新窯の恩恵パート2!
バゲットを焼ける広さになった、らしいです。
そして、見た目からしてクラストが頑丈そう。
で、思った通りクラスト厚くてバリバリ!
バゲットのクラストは、薄めも良いですが、音が鳴るくらいしっかりしているタイプが
好みなので、凄く嬉しいです~。
クラムはモッチリふっくらめでしょうか。
ほんわり栗の甘みが口の中に広がり、もうバターも料理も、何もいりません。
このバゲットだけをひたすら味わいたいです…!
【キンモクセイ酵母のリュスティック】
一等賞だったのが、今の季節しか出会えない、ずっと待ち焦がれていた、酵母の風味が
一番出ていたこのパン。
光が当たって艶やかになる生地にモッチモチの食感。
この、今だけの季節。一期一会を大切にしたい。
タロー屋さんのパンを食べる度に、そう思います。
因みにこの金木犀酵母、酵母が残っているので、もう少しだけ焼けるかも、と
仰っていました。
酵母の入った瓶を見せて頂きました。ホント、金木犀の香りが凄かったです。
また別に、この日の工房訪問で嬉しい出来事がっ
ずっとブログへ日参させて頂いている憧れの方にお会い出来まして、さらに
お話までもさせて頂いてしまいまして…!
とてつもなく嬉しかったです。
思っていたとおり、素敵な方でした~(感動)
そして超!嬉しいお土産まで頂いてしまいまして…本っ当に有難うござました!
サプライズなお土産は、な・なんと
BOULANGERIE KENの「秋のブリオッシュ」。
このお礼、必ずやどこかでしますので!
いつまで舞台に上がってくれるのでしょうか。
このシリーズ、あと何個かは食べないと気が収まりません(汗)。
またまたもう一つ、タロー屋さんから伺ったのですが、
こんなヘタレなブログにも関わらずご覧になって下さって、工房を訪問された方が
いらっしゃったそうで…何やらご近所っぽい方や、遠くは千葉から…!
うわ~本っ当にとんでもなく嬉しいです!
是非お会いしたいですよ~っ!!(本人、とてつもなくダサダサですがorz)