boulangerie labo ficelle@南堀江
2009年 08月 29日
このあたりになると、前回も味わった地下鉄階段地獄の疲れが…
でもここでバテるわけにいきませんよ!
アメリカ村の<元祖アイスドッグ>から飛びまして、訪問しましたのは。
最寄は西長堀駅になる<boulangerie labo ficelle(ラボ・フィセル)>です。
雑誌「HanakoWEST」のパン特集で知ったお店。
もとはレストランへの卸しでしたが、去年お店をオープン。
別の場所でパンを焼き、こちらへ運んでいるようです。
路面店という事ですが看板は大きく、すぐ見つけることが出来ました。
小さい売り場、という事ですし、時間も時間だったのでパンがあるかどうか
不安だったのですが…おお~パン沢山(嬉)
売り場以外に、横のケースにも。
大きさは全体的に小振りで、具材を練り込んだ甘いパンが多い印象でした。
そして種類豊富!う~ん悩みます(いやもう毎度毎度…)。
ひたすら悩みに悩んで、選んだパンは…
こちらのパンは、何と言ってもやわらかでモッチリ。
クラストはトーストしても気持ち少しパリッとする程度で。
具も、生地で包むのではなく、練り込んでいる所が特徴的だな、と思いました。
【栗ーム生地の栗くるみ】
栗の甘露煮と胡桃を散らばせたパン」
↑こんな、洋と和の違った材料を混ぜてしまうなんて、とても面白いですよね。
確かに、単純ではない、いくつもの味わいがしました。
ただ逆に、それぞれの材料が混ざってしまっている為、一つ一つの風味はわからず。
それが狙いなのかもしれませんが、個人的にはちょっと残念…(スミマセン!)
生地に練り込まず、3種の材料のクリームが入ったものを食べてみたかったです(汗)。
中の栗は、「甘露煮」とあるのですが、あまり煮ておらず、そのままの感じがしたので、
もうちょっとしっかり煮てあると良かったかな?と。
【ぎっしりフルーツライ】
たっぷり練り込まれています。
【クランベリーホワイトチョコ】
良かったです!
【ブラックオリーブとセミドライトマト チーズ包み】
だけど、味は強すぎず濃すぎず、良い加減で。
このお店らしく、どこか優しい感じが出ていました。
【クランベリーパン~チーズケーキ風】
そして特筆は、やはり中のクリームチーズ。
確かに普通のクリームチーズにひと工夫していて、酸味を抑えて甘くなめらかでした。
重くなく、どこかミルキーさも…
確かにレアチーズケーキに近いかも。
この中のクリームチーズと、クランベリー入り生地を一緒に頬張る幸せ。
目を閉じてジ~ン…としてしまいました。
【ソーセージとマッシュポテト】
こういう輪切りを練り込んでしまうタイプは珍しい?
<プチメック>のジャガイモのように、ペースト的なネットリ感はなかったですが、モッチリ感あり!
そして輪切りのソーセージが、かなり入っていて実に満足!
味はあまり強くなく、全体的にやわらかい味付けでした。
【アリコ】
いっぱい入っていました。
豆好きには堪らないパン!
この↓下に載せている「リュスティック」に、鹿の子とうぐいす豆を混ぜたパンもあったなんて…
くうっっ(悔泣)
【プチメゾン(4個入り)】
クラストは厚くなく、焼き戻しても少しパリッとする程度。
クラムはボリュームもあってソフトにモッチリ。ヒキはあまりなく、すんなり噛み切れる感じ。
料理と合わせるのが目的なので、食べやすいサイズと食感になっていました。
シンプルだけど粉の味がちゃん出ていて、とても美味しい!
このパンは確かに、料理と一緒に、というシチュエーションが向いているパンだな、と感じました。
【リュスティック(4個入り)】
プチメゾンと同じく、焼き戻してもクラストが薄いのでパリッとする程度。
クラムは全粒粉でしょうか?
プチプチが混じっていまして(チト写真では判別不能ですが(汗))。
ベージュがかっていて素敵です。
粉の香りは「プチメゾン」以上!
味も、甘さと香ばしさが絶妙で、食感は、やわらかくモッチモチ。
全体的にやさしい雰囲気。いやホントに美味しかったっ!!
大きさも、レストランサイズだと思いますが、これがベストでしょう~
お店の雰囲気も、このリュスティックが一番出ているな、と思いました。
ラボ・フィセルのパンたち。
女性らしい、とても優しいパンたちでした。
それに具沢山でホント感涙!
ソフト系・具沢山なパンが好きな方はハマりそうですね~
(が、ガッシリとメリハリのあるパンが好きな人はちょっと物足りないかも?(汗))
そして、食事系のシンプルなパンにこそ、シェフの実力が伺えました。
リュスティック本当に美味しかったです~!
日々色々なパンが出ているようなので、色々食べられる近くの方が羨ましいっ
因みに。こちらの隣は、ロールケーキで一世風靡している某店だったりします。