歳末総決算~湘南巡り@Backerei Takayama
2009年 11月 28日
パン屋さん巡り再開です。
平塚から茅ヶ崎をスッ飛ばして辻堂で下車した理由のひとつは。
辻堂~茅ヶ崎間にあるパン屋さんへ行く為なのでした(徒歩で)。
という訳で、プルクワの次に行ったのは<muginami BAKERY>
イベントに出店の為、閉まってましたorz
泣。
…ここでパンを買えなかったぶん、他で買えば良いじゃないか!と無理矢理気を取り直して、
次に向かったのは、住所は茅ヶ崎ですが最寄り駅的には辻堂な
<Backerei Takayama(ベッカライ タカヤマ)>です。
こちらのシェフは、あの<ベッカライブロートハイム>で修行された方とか。
嗚呼…ブロートハイムも宿題のお店のひとつです…
お店は木調で、「ベッカライ」というだけあり、どこかドイツっぽい雰囲気。
(ハード系はもう少し遅い時間なのでしょうか?)
ハード系では、全粒粉のパンやエピなどのフランスパンがありました。
サンドイッチは食パンを使ったものが主でしたね~
カウンター横には、焼き立てのパンやパイ!
並んでいたパンの中でも、特に目立っていたのがデニッシュ系!
この品揃えを見ると、デニッシュ系が得意なのでしょうか?
だけど、こんなパンも(笑)
シュークリームなどの生菓子もありました。シュークリーム、クリームたっぷり。
妙に美味しそうで惹かれたのが、このメロンパン。
【クレーム・オ・レ】
後ろまで抜かりなく詰められていましたよ。
軽くサクッとやわらかかったです。
そしてクリームは、非常にサッパリでフレッシュ!
濃厚さを味わうより、爽やかさを味わうカスタードクリームでした。
【モーンプルンダー】
ドイツではデニッシュの事を「デニッシャー・プルンダー」と言うそうです。
アイシングがかかっているので、温め直さない方が良いかな~と考えつつも、
焼き戻してみました。
食べてみましたら、サックサックで驚き!
何と言いましょうか、軽くて繊細なサクサク感。
しかも、噛むとバターが染み出て、長く口の中に残りまして。
とてもリッチな生地だという事がわかります。
モーンは良い香りで味も良く。
胡桃の食感は良いアクセントに(もう少し入っていれば尚嬉しかった!)。
アイシングの甘味もマッチしていまして。
紅茶も珈琲も、どちらも似合いそうでした。
いや~これは美味しかった!
こちらのお店がきっかけで、モーンデニッシュ、ハマりそうです。
【フロッケンセサミ】
という事で。
訪問した時は、このパンともう1種類しか見かけなかったのですが、
まだ他にもあるのでしょうか。
お馴染み、胡桃とレーズンがたっぷり・周りは胡麻がギッシリのパン。
非常にドッシリ重みがありました。
ハーフサイズで¥300。大きさもしっかりあるのに…安い!
胡桃のコリッコリ感もたまらない!
酸味は全く無く、生地、胡麻、レーズン、胡桃のそれぞれがしっかり味わえるライ麦パン。
そのままでも良いですし、クセもあまり無いので、何か酸味があるもの(クリームチーズとか)を
塗っても似合いそうな予感。
【プンパーニッケル】
ハーフサイズで¥360。大きさもしっかりあるのに…やっぱり安いですよ!
酸っぱさは全く無いのですが、特有の癖のある味はしっかり健在。
特筆は、歯にくっつくネットリした生地。こりゃたまらん~!
個性的な味が濃いので、それに負けない濃い味の料理のお供に良いと思います。
と言いつつ、自分はそのままでも美味しく頂いてしまいましたが(笑)
あ、でもビーフシチューと一緒に食べたら、また違った美味しさが。
今回4つほど頂きましたが、どれも本当に良かったです。
特に、繊細なサックサク具合のデニッシュ、そしてライ麦パンが美味しくて。
ライ麦パン、もっと色々お目に掛かりたかった…
そしてクロワッサン!
モーンプルンダーがあんなにサクサクなら、クロワッサンも凄いに違 い な い 。