妥協無し、実直なパン(1)@Boulangerie deRien
2010年 02月 06日
「帝国ホテルの”ガレット”が原型」やら、
被せているビスケット部分にメレンゲを多く使っている事から、
「メレンゲパン」→「メロンパン」に変化したとか…
むむ、こんなに身近にも関わらず謎が多いぞメロンパン。
まあメロンパンは今後も継続の自分への課題としまして。
ちょっと間が開いていしまいましたが、
広島市向洋にあるパン屋さん<Boulangerie deRien>。
お店で実際に目にしたパンたちの逞しい姿に、惚れると共に感動の嵐。
そんな素敵なパン、お持ち帰り編。
【Miche=pain de campagne~ミッシュ=パンドカンパーニュ】
それでもデカくて重いです。
とにかく格好良い!そして味が濃いっ!
クラストはしっかり焼き込まれ、苦味ギリギリの香ばしさ。
クラムはムッチリするも、歯切れ良く。
粉の旨味だけではない、色々混ざり合ったような、複雑で奥深い味わい。
石窯効果、なのでしょうか。力強さがひしひし感じられ、
じっくり、じんわり旨味が染み渡っていまして。
廉直。
「このパンを食べる事ができて良かった。」
本当にそう思っています。
この手のパンが好きな方、これは必食でしょう~!
カンパーニュという同じ分類ですが、最近食べた中で感動した、
千葉の<naya><ピッパラの樹>とはまた違った個性を
持っていまして。
「カンパーニュ、深いな…」と。つくづく思い知らされたのでした。
【Noix~くるみ】
こんなに表情が変わるものなのか!と驚愕。
胡桃が、またとてつもなく美味しいんですよ~(しみじみ)
【Noix Raisns~くるみ&カレンズ】
カレンズの影響か、とてもジューシー。
そして胡桃がウマいんですよね…(しみじみ)
具の取り合わせによって、こんなに性格が変るのか!と、やっぱり驚きです。
【Pain de Seigle100~ライ麦100】
ラムとクラストの差は無く、特に中はとってもシットリ。
意外と酸味は全然無く、素朴で、どっしり腰の据わったような雰囲気。
そのままでも十分美味しかったですが、料理と一緒やサンドイッチにすると、
魅力がもっと引き出されるかも?
しっかり温めるとふっくらした感じになったので、詰まった感じが良い場合は、
HPのアドバイス通り軽く温める程度が良いかもしれません。
冷凍後でしたら自然解凍とか。
【Pain Complet100全粒粉100】
こっちの方が強いかな、という感想が。
すいません、ここいらで一旦区切りまして。
後半戦へつづく!→