ぱんとおはなしの会~『パン種のお話』@R'ZOPF(2)
2010年 04月 22日
この会は同じ内容が3回に分けて催され、今現在すべて終了していないので、
もしネタバレを避けたい場合はご覧にならない方が良いかと・・・
さて、今回のテーマは「パン種」という事で、Zopfのパン作りに使われている
酵母を披露して頂けました。
こちらは、お店に茂っている葡萄で起こしたZ酵母。
うお~これはお酒ですな~。そこそこアルコール度があるそうです。(車運転注意!)
パンとは、酵母がアルコールを発生させ、その炭酸ガスを利用し作るもの。
このZ酵母、お肌に塗っても良いらしいです。
そしてこれらは、ホシノ酵母・サワー種・ドライイースト。
酵母も市販のものや自家製のもの、色々ありますが。
結局は「サッカロミセス・セレビシエ」という菌の働きによるもので(『もやしもん』だ!)、
起こす方法などは様々ですが、すべて「セレビシエ」の働きによるもので、根本的には
市販の酵母だろうが自家製だろうが一緒だとか。
自家製酵母などでは「セレビシエ」以外にも色々成分が含まれてくるので、
それが独特の旨味になる、といった談でした。
完全に食べ専なので、この酵母の話以外にもパンについて実に興味深い、
ためになるお話をして下さって、パンについて一歩踏み込めた感じです。
さて、料理はドンドン続く!
【アボガドのスープ】
用意されており、各々お好みで。
それにしても、アボガドは肉厚、しかもトロトロ。
口に入れた途端トロ~リと溶けて消えていったのには感動・・・
パンも次々に出てきて、もう追いつかないくらいでした。
【ディンケルブロート】
小麦を使っているとの事!
粉の味がしっかり、そして香ばしくて美味しいですよ~
酵母はイーストです。
【ゲズンドブロート】
酸味があるライ麦パンっぽいイメージですが何のその。
全く逆で、見た目に反して凄く食べやすい味なんです。
酸っぱいどころか、甘味のある生地でして。色々な雑穀の旨味も相成ってウマいっ!
こちらもイースト使用みたいです。
さてさて、メインディッシュのひとつ、魚料理の登場です。
【魚介のプロヴァンス風煮込み料理】
エビはプリップリ! ホタテは肉厚!!
やっぱりZopfの魚料理は美味しいなぁ~と改めて実感。
いや~もうこの1皿だけでココロもお腹も満たされましたホントに。
そんな絶品魚料理に合わせるパンは、
【サンフランシスコサワーブレッド】
クラムはミッッチリ詰まっていて、モッチリ。
少し酸味が感じられるクセのある味なのですが、魚料理と一緒にするとアラ不思議。
クセが消え、何という相性の良さなんでしょう!
料理とパンとの相乗効果に感動でした・・・
<無論、まだまだ続きますよ~>