春の風が吹くタロー屋さん
2008年 04月 23日
もの凄い強風が(涙)。
一方、タロー屋さんも春の風が吹く酵母パンが登場です~
「もうそろそろ」とHPの告知が出た時から、ずっと楽しみに待っていたんです。
しかし、香りや味の想像が全くつかず。実食するまでワクワクでした!
【八重桜酵母のカンパーニュ】
桜酵母…どんな香りで、どんな味でしょうか?未知の世界です。
見せて頂いた酵母の瓶から放つ香りは、桜餅の葉っぱみたい?というのが第一印象でした。
お店の方が「桜餅みたいですよ~」と仰っていたので、食べるのが益々楽しみに!
先ずはアブない人のように(笑)、ビニール袋に入っているパンの香りチェック。
…うわっ、これは桜餅の葉っぱ!!
そして味チェック。
…うわっ、香りと同じく桜餅の葉っぱ!!(と言っても塩っぽさはなかったですよ。)
苺やレモン酵母のようなフルーツ系ではなく、食事系かな?という印象です。
タロー屋さん定番の具材では、胡麻や春菊、ルッコラなどが合いそう。
八重桜の酵母…想像不可だったのですが、食べてみて「桜餅、成程~」と、ガッテン×3!
【シャクナゲ酵母の食パン】
そして更に想像不可能な、花のシャクナゲを使った酵母。
花も酵母として使えるんですね~
花とは思えないくらいフルーティーな香りを放っています。
味の方は、香りとは裏腹に最初はあまり来ないのですが、噛んでいるとジワジワ~っと
口の中に香りが広がり、鼻腔を突き抜けてきます。
ストレートにガツン!と来る酵母のパンではありませんが、この繊細さ、
じっくりゆっくり楽しめました~。
因みにこのシャクナゲ酵母パン、冷凍状態でも香りが凄かったです。
こちらが見せて頂いた八重桜酵母とシャクナゲ酵母です。
八重桜酵母の方は鮮やかなピンク色。
しかし苺酵母の様にパンに色は着かないみたいです。やはり成分が違うのでしょうか…
このピンク色は、花ではなく葉から出ているんじゃないかと推測されていました。
香りは、パンと同じく桜餅の葉っぱの香りでした。
一方、シャクナゲ酵母。
パンと同じく、とても花とは思えないフルーティーな香りでした。
酵母がとても元気で、蓋を開けた時の炭酸ガスの勢いがとても凄かったです。
シャクナゲ酵母を使った日本酒がある、と聞いたのがきっかけだとか。
調べてみると、シャクナゲに限らずナデシコなど、花酵母を使った日本酒って
結構あるのですね~。一度飲んでみたいものです。
そして他にも、食べたかったパンがこの日あったので嬉しかったです。
【金柑酵母とハチミツ、春菊、クルミのカンパーニュ】
あまり感じられず(汗)
金柑酵母も直球で来るタイプではないですが、奥深い味わいです。
中の春菊も苦みが全くなく、胡桃もコクがあってウマ~!
本当に味がしっかりしているので、このままで充分美味しいです。
あ、でもサンドイッチにしても良さそうな感じがします。
う~ん…挟む具は何が合うでしょうか?
【苺酵母と有機クランベリー、クルミのカンパーニュ】
そのアレンジバージョンですね。
相変わらず「苺!」で、そこにクランベリーが加わり一層フルーティー感があります。
クランベリーだけですと此処で終わりですが、更に胡桃が入る事により
味と食感に変化球が。
中に具があると違った印象になる所がホント、食べていて楽しいです。
ベーグルの方にも、このクランベリーと胡桃が入ったら面白そう!
自分は完売のころに行ったので、お店の方とまったりお話させて頂けたのですが、
この日は雑誌効果からか凄い行列で、人が途切れないどころか、どんどん列が
長くなってしまい大変だったそうです。
かなりお疲れのようで…ううっお体にはホント気をつけて下さい…
あ、そうそう。
この先、新しい釜を入れる予定で、パンがもっと美味しくなる(!)との事。
今でもとても美味しいのに…これは滅茶苦茶に期待しています!