摩訶不思議、名前の地域差@メロンパン(1)
2010年 02月 04日
再び電車に乗り込みます。
ゆったり揺られること約1時間。訪れましたのは、港町・呉!
この地を訪問しました目的は、パンとはまた別の、とあるものを見学するため。
が、この呉でも「ならでは」のパン屋さんがあるという事で、
先ずはそちらへ向かいました。
駅からちょっと離れているので、ちょいと時間短縮の為にバスにて移動。
着きましたのは、本通りにあります…
<メロンパン>の本店です。※注「メロンパン」が店名ですよ~
やはり本店に行きたくなるのがヒトの性ってもんです(たぶん・笑)!
創業1936年。ずっとこの地にあり、地元の方に親しまれているという佇まい。
その証拠に、かなり中途半端な時間だったにも関わらず、お客さんが引っ切り無しでした。
このビニールのデザイン、きっと昔から使い続けているんだな~と想像してしまう、
ちょっと懐かしい雰囲気。
それにしてもパンがみんなデカい!そして安い!
サンドイッチもあるようなのですが、冷蔵スペースは既にカラでした。
菓子パンの他に、食パンも置いてありましたよ。
これこれ、コレです!一番のお目当て「メロンパン」。
何と5個買っている人も!
さて、「メロンパン」と聞くと、皆さんはどのような形を想像されるでしょうか…?
こちらでは4つ、お持ち帰りしました。
【ナナパン】
実体は、巨大コッペパン(いやまぁ、この「コッペパン」という名称も…後述。)に
チョコレートクリームを挟んである菓子パンです。
大きいですが、フワリ軽い生地。
チョコレートの甘さ加減も良くて、気づいたら全部食べ切っていました(笑)
しかし、「ナナパン」というネーミング、謎だ…。
そして、やはりこういうお店では、このパンでしょう!
【瑳珴の小倉庵&スペシャルこしあん】
こしあん・182g
口の中でスッと溶けてゆき、どこか上品な甘さ。
常温のままだと気づかなかったのですが、軽く温めた方は、
まるでバターロールのような生地で、バターの香りが。
そして、ふんわりしつつもモッチリさも!
歯切れも良く、口溶けもとても良かったです。
いやはや、餡も生地も美味しいですな~
小倉庵・290g
餡は透き通っていまして。
漉し餡より小豆が強いけれど、こちらも上品な風味でした。
甘さも控えめなので、こんな量でも問題なくスルスル食べられます。
餡をたっぷり味わえて、とにかく非~常に満足!
「小倉庵」は大きく、重さも約300gと笑ってしまう程重量級。
しかし、それに比例してお値段230円と、ちょっと高めなプライスなのですが(汗)
一方「こしあん」は、180g超えで126円(税込)也。…安すぎでしょう…
それにしても「小倉<餡>」ではなく「小倉<庵>」。
ネーミングセンスが素敵(笑)
そして最後は、個人的にもその変遷に興味のある、このパンです。
<スイマセンつづく!>