和銅3年この地に来たり@Alcyon 東生駒店 其ノ弐
2010年 04月 14日
ちょっと間があいてしまいましたが、奈良巡り最後のお店、
<Alcyon(アルション) 東生駒店>の、お店に引き続き連れ帰ったパンたちです。
【苺種のバケット(記されていた名前ママ)】
こちらは、苺から起こした酵母を使用しているそうです。
苺酵母、というと、埼玉の某パン屋さんを思い浮かべますが・・・
あのパン屋さんのように、生地から苺の香りは無しでした。残念!
しかし、練りこまれた苺に主張があって、ちゃんと苺の甘さがあって、フルーティー。
クラストは、普通のバゲットのような固さやバリッとした食感ではなく、
クラムの延長、という感じでした。
【セーグルレザン1/2】
んな人でも食べやすい味でしょう。
そんなにクラムとクラストの差は無く、生地もやはり歯切れと口溶けが良かったです。
個人的には、レーズンの存在感がもう少し欲しかったでしょうか・・・
【クルミゴルゴンゾーラ1/2】
常温でも結構、冷凍状態でも香るので、焼き戻すと増強(笑)。
更には味も健在なので、いやもう青カビチーズ好きには堪らんでしょう~
そして、中に練りこまれている胡桃が大粒で美味しいんですよ!
固さ的には、焼き戻すとクラストは気持ちパリッとしますが、全体的にソフト。
モチモチさは無く、サックリした歯切れと、口溶けの良い生地。
胡桃と、青カビチーズのクセが堪りませんでした!
【フロマージュフレーズ】
オリーブのパンをちょっと彷彿とさせる形だな~と思ったり(汗)。
生地は【苺種のバケット】と同じで、中にクランベリーとクリームチーズが
入れられていました。
そして、とても滑らかで美味しかったですね~クランベリーの甘さと似合っていました!
【パインライブレッド】
そんなに大きくなかったのですが結構良いお値段で、チト買うのを躊躇したのですが・・・
持ってみると非常に重く、「これは買うっきゃない!」と。
松の実が、これでもかっ!という程埋め込まれていまして。
切って中を見てみますと。
うお~パインは勿論のこと、ナッツやらレーズンやらが
たっっぷり、というか、殆ど具材で占められていて、パン生地はただの繋ぎです(笑)
何だか、大阪は本町にある某パン屋さんを彷彿とさせられてしまうパン(汗)
食べてみますと、パインが実にジューシーで甘い!
殆どパインを食べているような感覚です。
そして面白かったのが、間に感じられる、甘みとは真逆の味。
何と黒胡椒が入っていまして!パインの甘さと共に胡椒の味がするんですよ。
確かに、胡椒は無くても良いかもしれませんが、その刺激が妙に楽しかったです。
こちらのパン、今回バゲットなどは試していないので、買った中での
感想になってしまいますが・・・
固さはあまり無く、歯切れと口溶けの良さがあり、
どんな人でも食べやすいパンだな、と思いました。
パンだけでなくケーキなどのお菓子類もありますし、チーズなどの食材まで揃っていまして。
更にはレストランまでも。
こちらだけで、かな~り楽しめてしまう素敵なお店。
行ける範囲の方、実に羨ましいですよ~~!
さて、奈良でのお店はこちらがラストになりまして。
帰りのバスが出る時間まで、夜の部(←?)に突入です。