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つれづれなるままに。


by tsure-dure
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御柱祭 里曳き@上社本宮~弐

   信濃なる 岐蘇路の桜 咲きにけり 風の祝に 隙間 あらすな

御柱祭と共に、訪れてみたかったのが「守矢史料館」です。
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理由は・・・ええと・・・思いっきり某キャラです、ハイ(笑)。
とはいえ実際、現人神は「大祝(おおほうり)」の諏方氏の方で、守矢氏は
神事を仕切る「神長(じんちょう)官」という役職なのですが。

場所は上社の本宮と前宮の中間くらいの位置にありました。

この門から中に入ります。ドキドキの一瞬です。
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まず目に付くのが「祈祷殿」。
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代々この中で、火の気の無い真夜中に口伝により神事の秘法を伝えたそうです。
しかしその秘法も、近代化の波に呑まれ永遠に失われてしまったのでした・・・。


広さ5452坪という敷地には様々なものが存在していました。
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まずは守矢史料館。
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時期に合わせて御柱祭の企画展をやっていました。

そして「御頭御社宮司総社」。
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守矢家の氏神・ミシャグジ神を祀った神社だそうです。
横には小さな祠と、やはり御柱が。
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・・・他にも古墳など色々あったのですが、下調べ不足で気づかず(涙)

御頭御社宮司総社から眺めた景色は気持ち良かったです!
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さて、では史料館の中へ入るとしましょう。
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文書の展示物を除き撮影可だったので、色々写真を撮らせて頂きました。
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中に入った途端、そこは異様と言いますか、独特と言いますか。
日常ではまず目にかかれない光景が飛び込んできました。
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「御頭祭(おんとうさい)」という、上社にとって重要な神事の復元が展示されていました。
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これら展示物の復元は、江戸時代の民俗学者ともいえる菅江真澄が、この祭りを
見学した際にしたスケッチを元にしているそうです。

白兎の串刺しの復元
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焼皮の復元(右串・鹿&猪、左串・海藻あらめ)
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脳和(のうあえ)の復元
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左の2つは「生鹿」「生兎」の復元でしょうか?

耳裂鹿の復元
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諏訪の七不思議のひとつとして、御頭祭の鹿の供物に必ず耳の裂けた鹿があったそうな。
その鹿の事を「神の矛にかかった」と言うそうです。
しかし、この祭りの時には75頭の鹿の首・・・
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しかしながら一番右側の鹿、「こっち見んな」って感じが(笑)


供物の横には、

「御贄(おにえ)柱」「サナギ鈴」の復元
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かつては「御神(おこう)」という、赤い着物を着た子供を縄で縛り・・・と伝えられてるそうです。

「藤刀(ふじがたな)」「根曲大刀(ねまがりのたち)」の復元
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御贄柱の頂部をこの藤刀で刻みつけるそうです。
やはり藤は建御名方命(by古事記)に由来しているのでしょうか?


「重藤弓(しげとうのゆみ)」の復元
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奥の部屋には「天正古図」という地図が。
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「四脚門」が描かれていること等より、江戸時代初期のものと推測されているそうです。
「今ナシ」と所々見られるので、江戸時代から見ても、その建物など結構変わっている様が
伺えます。
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こちらは前宮の図。
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やはり「今ナシ」という説明が何カ所もありました。


世間的に御柱祭はもの凄い賑やかで盛大ですが、神社的には「御頭祭」、
そしてもう1つ「御射山祭」がとても重要だそうでして。

今回、御柱祭を実際この目で見る事が出来て嬉しかったと共に、この史料館を
訪れる事ができて本当に満足、来た甲斐がありました!

今度は是非、もっと穏やかな時に(汗)神社などをじっくり見学したいですね~。
しかし、さすが御柱祭。
自分が去ろうとした入れ替わりに十数人の団体さんが入場するなど、
この史料館にも見学の人が沢山訪れていました。

そうそう、守矢史料館についての史料が売っていまして。せっかくなので購入してみました。
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購入した史料の他に、企画展のレジュメやパンフレットも頂いてしまいました!
by tsure-dure | 2010-05-07 23:28 |