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つれづれなるままに。


by tsure-dure
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細田守セレクション 角川アニメナイト@シネセゾン渋谷

先日の感動が冷め止まぬまま、このイベントに行ってしまいました。
細田守セレクション 角川アニメナイト@シネセゾン渋谷_c0088739_20482373.jpg
最初は、オールナイトという事で迷っていたのですが、細田監督直々来られる
というので、思い切って参加を決めました。





当日はこんな感じで進行しました。

・「時をかける少女」上映
・監督・プロデューサーのトーク
 (イベント参加者に事前に質問を募り、それに答えるもの)
・「迷宮物語」上映
・「幻魔大戦」上映

イベント開催の挨拶は細田監督でした。


最初の上映の「時をかける少女」は鑑賞2度目なので、画面の隅とかモブとか、
1回目では目に入らなかった細かい所に注視してみよう、と気合いを入れて鑑賞。

…えっと、もしかしてこの映画、映像は実はバンクだらけですか?
同じ日を繰り返す物語なので、真琴が変えた部分以外は基本的にバンクで
全く問題無いんですよね。
バンクでも全く不快感は感じられず。普通に溶け込んでます。
(しかし、バンク多様でも某ロボットアニメとは全然比較になりませんね(汗)~これが
実力の差、ってやつでしょうか…)

そして、やっぱりラストの同じシーンで泣いてしまいました。
更に主題歌がトドメですよ。最近主題歌エンドレスで聴きまくりです。

上映館も拡大のようで嬉しい限りです。


監督とプロデューサーのQ&Aも面白かったです。

どうやらNOTEBOOKなどで既出の話題も多かったらしいのですが、
パンフレット以外の関連本は見てないので知らない話ばかりでした。
一番ウケたのが、「一番サクッと結婚しそうな女性キャラは?」の回答が
「真琴でしょう」でした。
…確かにそんな感じがするかもしれません(笑)


その後は「迷宮物語」「幻魔大戦」連続上映でした。
2本とも結構古い作品のようです。
細田監督のセレクトみたいですね。

「迷宮物語」は、短編をそれぞれ違う監督が作った3編をまとめた作品です。
各監督の実験的作品かな?という印象が強いかったです。

「幻魔大戦」は2時間を超える長編です。
…すいません、上映時間の長さと、やってた時間が時間だったせいもあって、何度か未来へ
タイムリープしてしまいました(汗)。

見終わって「TVシリーズを無理矢理1本の映画に纏めた感じ」という感想が浮かんだの
ですが、もともと連載ものだったんですね。

細田監督も「見所は映像(特に背景とかラストの火炎竜)と仰っていた通り、映像が凄いです。
絵は古いのですが、とにかくキャラクターなどが動きまくりで迫力満点でした。

ただ、話がちょっと長すぎるような…体調万全の時でも疲れてしまいそうです。
話はまぁ纏まってるとは思いますし、これがギリギリ纏まる時間の
最低範囲だとは思うのですけれども。



細田監督がこの2本を選んだ理由は、恐らく内容よりも映像面を見て欲しかったのかな、と
勝手に推量してみたりするのですが…
トーク中「こんなにCGが進化した今でも、この頃の映像より遙かに迫力が劣っている」様な事を
監督が漏らしていましたので。



真っ暗な夜から始まり、終了して館から外へ出たら
すっかり朝になっていて日の光が眩しい、オールナイトのイベントでした。


どうでも良いのですが、今ですとラストのスタッフロールは声の出演が一番最初ですよね。
でも、この2作品の頃はキャストが一番最後なんですね。
いつ頃から順番が変わってしまったのか興味が沸いてきます。
by tsure-dure | 2006-09-04 21:49 | 映画